生放送の裏側を初体験した話

 読者の皆さんこんにちは!約1週間ぶりのやまさんです。

ブログというのは不思議なもので始める前は恥ずかしさも相まって全く書く気にならないのですが、いざ始めてみると書くことは楽しくスラスラ文章が書けるし、おもしろい体験をしたらブログに載せたくなります💪 私もブログの謎の魅力に惹かれているのかもしれませんね...


さて、今回はそんな「ブログ書きたくなるような体験」をしたので皆さんにお話ししたいと思います。それはずばり生放送の裏側です。裏側といっても皆さんの好きそうな悪い話ではありませんのでご注意を😎


その裏側というのは、生放送を運営するスタッフのことです。スタッフといっても一括りにできるようではなく、大きく「フロア」「卓」の2つに分かれます。フロアには撮影をするカメラ、配信の要である演者などの役職。卓には配信に映る画面を切り替えるスイッチャー、テロップやCM流すテロップ、音声を調節するミキサーなどの役職があります。(ちなみに私は今回スイッチャーをやらせていただきました!その話はまた別の回で🙏)



まず初めに裏側というにふさわしい、驚いたことはCMが流れているときの忙しさです。見ている側はスマホを眺めるなり飲み物を持ってくるなり退屈な時間ですが、運営側からすると退屈という言葉が頭の辞書から消え去るほど忙しいです💦 次の番組の切り出しの準備、演者さんの交代、新しい演者さんにマイクをつけるなどの準備、CMが終わるまでのカウントダウン どんな役職でも絶対に気を抜けません。


先ほど演者さんの準備について話しましたが、ここは非常に重要です。身をもって理解した話をすると、床にある機材の配線の話があります。床にはフロアから卓につながっている長い配線があり、その配線で転ばないようテープで止めたりするのですが、ただ等間隔にテープを貼る(仮止めと呼ばれるもの)のではなく、配線に覆いかぶさるようにテープを貼り(本止めと呼ばれるもの)をして、それだけでなくその上にゴムでできた布をかけます。


私はそのとき

「さすがにここまでしなくても平気じゃないか??」

と思っていました。しかし私はその後反省会の際に先輩がおっしゃった言葉に衝撃を受けます。

「普段からスタジオにいる人たちは慣れているからめったに転んだりしないが、演者さんたちはスタジオに慣れていない。演者さんに怪我をさせるなんてもってのほかだし、ここで機材が壊れて配信ができなくなる最悪の事態を考えて動かなければならない。」

浅はか...ッ!!!

もう本当に浅い考えだと思いました。市民プールにある子供用プールより浅いです。配線の話に限らず、マイクを取り付ける際も同じです。芸能人レベルに慣れている演者ではない限り、マイクの取り外しの方法なんて知っているはずありません。自分は演者さんに対する配慮が足りていなさすぎると反省しました。



次に紹介するのは返事・連携の話です。具体的にどのような連携を取るかというとカメラから映像が届いていることの確認、カメラへの画角調整の指示、音声が届いているという確認、今どのカメラを配信に映しているかの共有、演者さんへの指示などです。連携がしっかりしていないと準備に手間取ったり、考えが共有できていなかったり、様々な問題が生じてしまいます。冒頭にフロアと卓の話をしたのですが、実はこの2つ、部屋が数メートル離れています。そのため表情が見えないこともあり、連携を取るのが少し難しいのです。

この連携をどううまく行うのか、その鍵は返事です。何当たり前のこと言ってるんだ!😡と思うかもしれませんが、ほんとにコレが1番大事なのです。今回自分が学んだことは、

連携は 「伝える人が伝えたらOK」ではなく「伝えて返事が返ってきたらOK」

ということです。私は今回指示を出す側の人間だったのでわかるのですが、指示を出して返事が返ってこないと指示を出した側は伝わったか不安になってしまうんですよね。返事が返ってくると確認が取れたということなので安心して次の作業に入ることが出来ます。逆に自分が指示を受けるときは返事しすぎ!くらいの勢いで返事しようと思いました。



ということで今回は生放送の裏側についてお話ししました。タイトルにある通りこれが初めての体験だったので知識、反省共にたくさん得られたのでとても満足です👌これからもどんどん撮影・生放送に参加してより深い知識をつけていこうと思います!そして皆さんにその経験を共有出来たらなと思います。

今回は生放送全体についてでしたが、次回は自分の役職でもあったスイッチャーについてお話する予定です!ぜひご覧ください👀

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